Abel Tasman Coastal Classic
エイベルタズマン・コースタル・クラシック
開催日: | 2015年9月26日(土) |
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場所: | 南島 エイベル・タズマン国立公園 Abel Tasman National Park |
レース内容: | トレイルランニング・レース |
走行距離: | 36km |
参加人数: | 400人限定 |
難易度: | トレイルランニング初級者からでもチャレンジ可 |
公式HP: | http://www.nelsonevents.co.nz/content/abel-tasman-coastal-classic |
真っ青な海と金色に輝く砂浜が有名な、エイベル・タスマン国立公園。
砂浜から少し入ると、そこには深くて素晴らしい緑の森が広がっています。丘の上から望む景色は本当に素晴らしく、アワロアからマラハウまでの36kmの道のりも軽快に飛ばせるのではないでしょうか?
2007年度大会に、モデルの木村東吉さんが参加。その模様がTarzan500号に掲載されました。
(弊社がコーディネートをさせていただきました。)
エイベル・タスマンには、その全てを充足させるモノが存在するのだ。」
木村 東吉氏 / 2007年度大会参加
Tarzan (マガジンハウス) 500号「世界一美しい海岸線を駆け抜ける。」より 1994年からスタートしたこのレースは、この贅沢極まりないフィールドが舞台です。
400名という出場枠が、毎年オンラインでの申し込みで、即座に締め切り。
枠に入れなかった多くのランナーがウェイティング・リストにて待っている状況です。
でもご安心を!!
リアルニュージーランド・ツアーにご参加いただく方のみ、主催者から特別に日本人枠をいただいています。
高低差の少ない、良く整備されたトレイル、フレンドリーな大会運営は、トレラン初心者や海外レースデビューにもピッタリ。 ツアーは、ネルソン空港に降り立った瞬間から、ネルソン空港にて解散まで、すべて日本語のサポートがありますので安心です。まずはお問い合わせください!
<関連>「エイベルタズマン・コースタル・トラック」についてはこちら>>
2014年ツアー概要
期間:2014年9月18日(木)~9月22日(月)
集合・解散:ネルソン空港
日本ーニュージーランド直行便をご利用の場合:
9月17日に成田出発、翌朝オークランド国際空港へ到着。国内線でネルソンへ移動。
ニュージーランド航空、日本からの直行便を利用した場合の、オークランド乗り継ぎ便に合わせた集合時間となります。
9月22日 ネルソン発オークランド行の便に合わせて空港へお送りいたします。
※国際線、国内線手配についてはお問い合わせください。
最少催行人数:4名
募集締め切り:2014年6月30日
(注意:大会側の一般エントリー開始前に日本人枠の募集を終了いたします。)
旅行代金:178,000円 (シングル部屋利用 プラス46,000円)
<旅行代金に含まれるもの>
・ 宿泊料金 (2名様で1室利用。)
・ エントリーフィー
・ 日本語によるガイド・フィー。レース・エントリー等のサポート(レース中のサポートは大会運営局に委 ねられます)。現地の買い出し、レストラン等のご紹介等のサポート等。
・ 朝食:0回 昼食:2回(土曜・日曜) 夕食:2回(木曜・土曜)
※ お1人部屋をご希望のお客様は、お問い合わせください。
※ 料金に日本~ニュージーランド間往復航空券及び海外旅行保険は含まれておりません。
※ 日本~ニュージーランド間の往復航空券は、直行便で身体に負担の少ないニュージーランド航空がお勧めです。ご希望の方はお気軽にご相談下さい。
お申込み: 「お問い合わせ」フォームから
※ ツアーに関するご質問なども上記フォームより、お気軽にお問い合わせください。
<ツアー日程表>
※ 以下は参考スケジュールです。諸々の事由で告知なく変更する可能性もございます。
9月18日(木): | 午後:ネルソン空港にて集合、リアルニュージーランドスタッフがお出迎え。 ネルソンの街をご案内。 夕食はウェルカム・ディナー。 食事:夕食 ネルソン泊 |
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9月19日(金): | 午前:ネルソン近郊のトレイルで調整ランニング。 午後:モツエカへ移動、補給食の買い出し等。 食事:なし モツエカ泊 |
9月20日(土): | エイベルタズマン・コースタル・クラシック2014当日。 夜は大会主催のプライズギビング・ディナー。健闘をたたえ合いましょう! 食事:昼食・夕食 ※朝食は食べ慣れたもの等を各自ご用意ください。 モツエカ泊 |
9月21日(日): | 終日:エイベルタズマン国立公園でシーカヤック リラックスして金色のビーチと碧い海を楽しみましょう! 食事:昼食 ネルソン泊 |
9月22日(月): | ネルソン空港にて解散 ※ネルソン発オークランド行の便に合わせて空港へお送りいたします。 食事:なし |
ネルソンはアクティビティー天国。大会前後は、たくさんのアクティビティが楽しめます。前泊や延泊をご希望の方はぜひお問い合わせください!
<アクティビティ例>- マウンテンバイク
- 乗馬
- ラフティング
- ワイナリーツアー など
藤井巌の観戦レポート
2007年9月8日
やっぱり、Sunny Nelsonと言われるだけあって、レース日の9月8日も日差しが痛いほどの晴天でした。こんな日に走れるなんて気持ちいいんだろうなぁ。今回のトレイルラン・レースのレポートは、「体験」レポートではなくて、「観戦」レポート。リアルニュージーランドは、マガジンハウス社「Tarzan」の取材のお手伝いをしました。
Abel Tasman Coastal Classicは、エイベル・タズマン国立公園の真ん中、33kmを走り抜けるとても気持ちがいいトレイルラン・イベントです。大会運営者のご夫婦、AverilとGraemeがこのイベントを始めてもうそろそろ20年近くになるとのこと。最初は小さかったこのイベントも、今ではニュージーランドでもっとも人気のあるランニング・イベントの一つになりました。
国立公園の中を走るので、もちろん人数制限が設けられています。毎年9月、このコースを走れるのは250名のみ。だから半年前の3月や4月にはもう申し込みが殺到して、定員一杯になるようです。今回は特別にお願いをして、日本人ランナーに参加枠を頂きました。
ランナーとして、日本からはるばるやって来て頂いたのはポパイ等で大活躍されたモデルの木村東吉さんです。ベースを河口湖において、グレート・アウトドアという会社を運営されています。40代後半とは思えないフィットした身体つき、そしてアクティブな感覚。同じ40代として見習わなければいけないことが多々ありました。
午前7時半にゴール地点近くのMarahau(マラハウ)に立てられたテントでレジストレーションです。地元の方々のボランティアに囲まれて和気あいあい。楽しい一日の予感です。でも、私としても観戦とは言え初めての大会。やっぱり緊張しますよね。
そして、ここからがこの大会のハイライト。なんとMarahauからスタート地点のAwaroaまではモーターボートで移動するんです。移動時間は約30分。250名のランナーに加え、レース運営関係者等々、総計300名近くが大移動です。ボートの数も15艇近く。Awaroaのビーチに次々に人が降りてくる様は、圧巻です。
スタートは、エイベル・タズマン国立公園内の素晴らしいロッジ、Awaroa Lodgeの横にある私設飛行場。たくさんのゲストがこのロッジにセスナやヘリコプターでやってきます。もちろん、スタート地点に移動する際にはきちんと装備チェックが行われます。いくら天気がいい地域とはいえ、ここはニュージーランド。天候が変化すれば、自然はその猛威を振るうことを誰もが認識しています。防寒着、雨具、そして最低限の水、食物。それからサバイバル・ブランケット。運営がしっかりした大会であればあるほど、装備チェックには厳しいものです。
10時のスタート直前。東吉さんはレース主催者のGraemeと記念撮影。東吉さん、180cm近くあるのに小さく見えますね。Graemeは、前にラグビーやっていただけあって本当にごっついんです。気はとっても優しいんですけどね。スタート・ライン上にて。Averilが最後のブリーフィング。彼女は、現役時代はニュージーランドを代表するアスリートだったとのこと。お話していても明るくて、気さくで、本当に素晴らしい方です。東吉さんは横のランナーと何かお話されている様子。お互いの健闘を誓い合っているのでしょう。
いよいよスタート!250名が横一線になって走り出します。いくつかの水場を超えて(膝までビショビショ)、次のTonga Beachまではちょっとした丘を越えて走ります。33kmのコース・レコードタイムは男性で2時間22分、女性で2時間52分です。それほどの高低差が無い海沿いの整備されたトラックですので、トレイルラン・レースの中でもスピード・レース。でも、それはトップ集団の話です。みんなそれぞれ自分のペースで楽しんでいます。Graemeによると、自分のフルマラソンのタイムぐらいが目安かな、とのことでした。「ちゃんとトレーニングしてから来いよ。」とも言っていましたけれど。
Tongaビーチは1km以上続く黄金のビーチ。本当に綺麗なんです。走っていても綺麗だけど、シーカヤックでゆっくり景色を眺めながら移動するのも気持ちいいんですよね。でも、走っているランナーの表情は厳しそう。それは、そうですよね、砂場を1km以上も走るんですから。そして、また丘の上へ。日差しが強いから、森の中を走るほうが気持ちいいのかな。補給地には、ボランティアの方々が、水、バナナ、補給食等を用意してくれています。9月と言えば、まだ初春。だから気温はそんなに高くないんですが、ニュージーランドは日差しが強いのでやっぱり水分補給は重要です。
33kmのコースは、本当に変化に富んでいます。ニュージーランドで一番Prettyな国立公園といわれるエイベル・タズマン国立公園。その雰囲気を満喫できるのですから、最高のセッティングですよね。しかし、最後の補給地の後の13km。ちょっとした丘と、何度も続くアップダウン。これにはさすがの東吉さんも大変だったとおっしゃていました。
Marahauのエイベル国立公園の出口近くに、ゴールが設定されています。と言っても、チェッカーフラッグと赤いコーンのみ。主催者のAveril自身がタイムキーパーをやっています。次々とランナーがゴール。2007年大会の優勝タイムは男性2時間41分、女性は3時間13分でした。60歳以上の男性も3時間17分でゴールです。東吉さんも無事にゴール。お疲れ様でした。
このトレイルラン・イベントのもう一つのハイライトは何と言っても、アフターレース・ファンクションでしょう。250名のランナーが一同に大テントに会して一緒に食事をするんです。レースの結果だけではない、本当のニュージーランドの暖かいコミュニティーに触れることができる、そういう大会なんです。豚の丸焼きが2頭。それに、ボランティアの方々が用意してくれたポテトや野菜等。ほんとに美味しかったぁ。
1万人単位の大規模なランニング・レースではないけれど、とってもアット・ホームな、それでいて充分チャレンジングなトレイルラン・レースだと感じました。みんなの笑顔が印象的でした。実は、応援したい方のためには、ボートで途中のTorrent Bayまで行き、そこからゴール地点までの13kmを歩きながら、走ってくるランナーを応援する、サポーター・パッケージも用意されています。さすがに国立公園をフィールドにしているだけあって、イベント運営もきちんとしています。凄く人気のあるイベントだというのが納得です。
このAbel Tasman Coastal Classic、人数限定の大会であるためにエントリー等が難しいのが実情です。しかし、リアルニュージーランドは、日本から挑戦したい!という方々のために出来る限りのサポートをさせていただければと思っています。日本の山中を走るトレラン・イベントとはまた一味違ったレース。是非、お問い合わせ下さい。
お客様のイベントレポート
小宮山 ちほさんのイベントレポート(2008年)
2008年9月6日、AbelTasmanCoastalClassicに参加してきました。
レース当日の早朝、リアルニュージーランドさんの車で会場へ向かう間中も、素敵な景色を見ながら気分はワクワク。
まず最初におもしろいなと思ったのは、受付会場からスタート地点までボートで移動すること。これから走るコースを横目に見ながら、また、イルカも見れたりして、さらに気分が盛り上がりました。
スタート直前まで、周りの人とお話したり、笑い声が聞こえたり、ぴりぴりした雰囲気もなく穏やかにレース開始。
コースは国立公園内のよく整備された道なので走りやすく、川を渡ったり、つり橋を渡ったり、長い長い砂浜を走ったりと、様々な変化もあって、終始飽きることがありません。丘を巻くトレイルから眺める海も最高!
参加者の人数もそれほど多くなく、中盤以降はほかの選手にはたまに会う程度。一人で走っているときは、ただただニュージーランドの自然を楽しんでいたので、レースだということをうっかり忘れてしまうほどでした。
山、森、海…いろんな景色がいっぺんに楽しめる素晴らしいレースだと思います。
ニュージーランドに来て初めてのレースだったので、ワクワク気分の一方で、細かな心配事もありました。でも、リアルニュージーランドさんのおかげでそんな不安も解消。そして、32Kmきっちり走れたのも、特製のお味噌汁とおにぎりパワーのおかげだと思います^^
ほんとうにありがとうございました!