Day Night Thriller
デイ・ナイト・スリラー
開催日: | 2015年10月10日(土) |
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場所: | 北島 トコロア (2014年タウポより変更) |
レース内容: | マウンテンバイク耐久レース |
カテゴリー: | ・12時間耐久 10:00am~10:00pm |
ソロ / チーム: 2~3名 or 4~5名 | |
・6時間耐久 10:00am~4:00pm | |
ソロ / チーム: 2~3名 or 4~5名 | |
・3時間耐久 1:00pm~4:00pm | |
ソロ | |
参加人数: | 3,000人以上(2010年実績) |
難易度: | マウンテンバイク初級者からでもチャレンジ可 ※ソロカテゴリーを除く |
公式HP: | http://www.eventpromotions.co.nz/ |
世界最大規模のMTB耐久レース
そこら中にあるMTB専用シングルトラック。そして、限りない広さのMTBパークの数々。ニュージーランドはMTBを満喫するための壮大なフィールドです。
Day night thriller(デイナイト・スリラー)は、数あるイベントの中でも、毎年3,000人以上ものMTBikerが集結する世界最大級のMTB耐久レース。その舞台はオークランド空港から車で4時間、北島最大の湖のほとり、タウポの町郊外にあります。
世界自然遺産トンガリロ国立公園の美しい山並みを望む北島有数のリゾート地、タウポ。このDay Night Thrillerだけでなく、Lake Taupo Cycle Challengeなど、世界を代表するサイクルイベント開催地としても有名なこの町は、リゾート地とは言え普段は人口2万人の静かな町。そんな小さな町に、ライダーとその応援団が一気に数千人も来ちゃいますから、イベント前後の数日間は独特の盛り上がりを見せるんです。
スタートは温泉が湧き出るSpa Parkから。8km(約30分)のサーキットをソロ、または2人から5人のチームで周回し、12時間のラップを競います。午前10時半に全クラス一斉にスタート。子供から大人まで、経験を問わず誰でも参加OKにはなっていますが、コースはチャレンジング。アドレナリン全開のダウンヒル、雄大なワイカト川の景色を見ながらのシングルトラック、スリル満点の夜間走行・・・朝から晩まで自然の中をハードに駆け抜けます。9月の日没は6時半頃。12時間耐久クラスの場合、当然後半は暗闇の中となり、ヘッドランプとコース脇に立ててある小さな灯りだけがたよりです。
もちろん記録をねらうトップ選手も参加する中、顔を真っ青に塗ったマスクマンチーム発見!そうなんです、このレースは趣向を凝らした仮装あり、全裸あり?パフォーマンスに賭けるライダーも結構いて、見ているだけでも飽きません。しかも参加チームには5m×10mのテントスペースも与えられ、ニュージーランド名物のBBQはもちろん、何とジャグジーやTVを持ち込む人まで。え?今日何しにきたんだっけ?のお祭り騒ぎです。
Kiwiはいろんな意味で遊びの達人。そんなKiwi色いっぱいの極上のスリルと会場の雰囲気。是非おなかいっぱい味わってください。
2007年スタッフ参戦記
先週末、9月14日(金)から16日(日)まで、私たちのお気に入りの町、タウポに行ってきました。
タウポは、おなじみ世界最大のロードバイク・センチュリーライド、Lake Taupo Cycle Challengeの開催地。
昨年は、11,000人以上のサイクリストがこの湖畔の町に集結し160kmにチャレンジしました。
その普段はとても静かなリゾート・タウン、タウポでなんと世界最大?のマウンテンバイク・イベントが行われているとのこと。その名も「JAMIS Day Night Thriller」
そりゃ行かないかんでしょうということで、急遽「Team Land of CLOUDS」として参加することに。
実際、12時間耐久MTBレースとしては、参加者の数が世界で最高。昨年は一番参加者が多く、3,000人以上が参加したようです。今年の12時間耐久レースの参加チームは417チーム。6時間耐久レースとあわせると、やっぱり軽く2,000人はいたようです。
私たち「Team Land of CLOUDS」の今回のハイライトは、なんと言っても新入り、そうニューなメンバーたちです。
その中でも、一番みんなから(と言っても3人)大きな祝福とともに迎え入れられたのは、これ!
今年の初め、エイベル・タズマン国立公園の入り口、カイテリテリ・キャンプ場で、みんなが大きなテントに寝泊りしているのに、私たちだけは山岳テントで、まさにビバーク。
20m四方ぐらいのサイトに、ポツッとテントが2張り。それのみ。
詳しくは藤井巌のブログ>>「My Life, My Real Adventures 日々是アドベンチャー也」~ニュージーランドのキャンプって言うのは。。。~を参照してください。
その屈辱を晴らすために、買いましたよ、ニュージーランド製のカトマンズRetreat300!8人まで寝れるそうです。
ほっ、ほっ、ほっ。
これで私達も、キウィ・キャンパーの仲間入りです。
しかし、周りを見てみると。。。まだまだですね。
これなんか、テントと呼ぶのでしょうか?
ソファーとかでくつろいでいるし。奥にはテレビもあったし。。。
あと、2人の新入りは、Gusとたか子さんご夫婦。 Gusとは、オークランドの中心部にあるBicycletteというサイクル・ショップでたまたま知り合ったんです。彼は、サイクル・ショップの中のスペースを借りて、自転車の組み立て、修理、メインテナンスを「Cycle Therapy」という看板でやっているんですね。 正真正銘の自転車野郎です。 Gusは、ショップにいる私を見て、 「日本人ですか?」「日本人のオクサンがいるんです。」とちょっと片言の日本語で話しかけてくれたんです。
その奥様がたか子さん。 綺麗だけど、娘のレイヤ姫を出産するまでは、なんとアイアンマン・レースに何度も出場したことのあるバリバリのアスリート。 MTB歴も10年近く。以前、関西にいたときにはスポンサーも付いていたと言うから本物です。 私たちよりも全然バリバリのお二人。 新入りなんて言ったら、怒られますね。失礼しました。
10時からのブリーフィング。 まぁ、リラックスした感じです。 仮装した人がそこら、ここらに。 チーム・ピンクレディ。(写真左)左の女の子に平地で抜かれました。。。 セミ・フォーマルなライダーたち。(写真中央) ジュニア・チームのお揃いのサイクル・ジャージ、格好いいですよね。(写真右)
そして、いよいよ10時半にスタート。 ちょっと広めの広場から一斉スタートです。 みんなでカウント・ダウン! おいおい、まだ3秒前。。。 「ブワーッ」というスタートの合図! 凄いよね、これだけ一遍にスタートすると。 もちろん転倒、接触当たり前です。
一周が大体8km程度のサーキット。
芝生の急坂を下って、水辺に出たと思ったら、そこから森へと入る登り。
シングルトラックのテクニカルな林間コースを経て、また川沿いの下りへと。
そして、テントが乱立する会場のテント・サイトに突入。
テントを縫う様に芝生の平地を走る。大きな声援。
でも、ここで、いっつも抜かれるんだよなぁ。
是非、以下のウェブの中央あたりの「HERE」という所(2箇所)をクリックしてください。
ヘルメットに取り付けたカメラから、コースの連続映像が見れます。
http://www.daynightthriller.co.nz/index.htm
みんな一生懸命走っているけど、やっぱりお祭り騒ぎ。 いろんな人が走っているしね。 こんな子から、 こんな小さな自転車から、(写真左) この人のメット・カバー(写真右)は、「この人、一人で12時間も走るのよ。おかしいわよね。」という意味です。
さて、Team Land of CLOUDSのメンバーと言えば、 サイクル・ジャージの着こなし(だけ?)は、いつもバッチリな優子。
そして、余裕のGusファミリー。2歳のレイヤ姫が可愛すぎますよね。
私達も初めての参加だったので、わからないことばかり。 オフィシャル・ウォッチと、タイム・テーブル。 って、これいつも使っている目覚まし時計じゃない? ヘッドライトは、充電忘れてくるし。おいおい。。。 Gusが余分なライトを持ってきてくれていました。ありがとう。。。
午後6時過ぎると、当然ですがナイト・ライドです。 私は、ナイト・ライドは初めてではありませんが(とれとれで何度迷ったことか。。。)、周回コースのレースでは初めてでした。 ちょっと、ドキドキだけど本当に面白いですよね。
選手交代の瞬間。ちょっと、緊張しますよね。 タイム測定のチップを受け渡すだけなんですけどね。 最後のラップに繋ぐまで、Gusが2周続けて走ってくれました。
そして、最終ラップからゴールはわれらが丸田君!
夜の10時20分でした。
やっと、いつもの楽しそうな丸田君の笑顔に。 結局チームとしては24周を走破。 藤井 5周、 丸田 6周、 Gus 6周、 たか子さん 4周、 優子 3周。 みんな頑張りました。 成績は417チーム中、233位。 来年は、もっと頑張れるね、きっと。
それにしても、あっという間の12時間でした。 ファンクションが終わったら、すぐにみんなテントで爆睡です。 楽しかったなぁ。。。 ということで、また来年! メキシコから来たみんなと一緒に決めの記念写真です。 Ciao!